「ザ ワールド オブ アナ スイ」展が六本木で - アーカイブから学ぶアナ スイの歴史、 入場無料
テーマごとに分かれたコレクション展示
各コレクションに設けられたテーマを追って展示を見ていくと、アナ・スイがデビュー当初からこだわっていた、ファッションの原型的モチーフ、ロッカー・スクールガール・パンク・ゴス・ボヘミアンといったテイストが、彼女のコレクションの中心的存在を担っていることに気づかされる。
そしてそれらのテイストやモチーフは、アナ・スイがその当時に魅了されていたカルチャーを徹底的に追求したもの。そこにブランド独自の世界観が融合したデザインが、ひとつとつのコレクションに反映されている。
コレクションを制作する"イメージボード"
会場の奥の小部屋に行くと、コレクションの創作過程の手法を覗くことが出来る。アナ・スイが各コレクションを制作する際に使用するのは、スタジオに設置された大型の"イメージボード"。この上には、スケッチや生地見本、プリントサンプルなど、アナ・スイの刺激的なイメージが並べられていて、ここから生まれる閃きが1つの洋服を、そしてコレクション全体を創り上げていく。ビューティー:アナ スイ コスメティックスの20年
会場には、1998年に誕生したアナ スイ コスメティックスの20年の歴史にフューチャーしたビューティーゾーンも。