2020年9月4日 16:00
筋肉量を高めて基礎代謝アップ!太りにくいカラダを作る方法
そもそも「基礎代謝」とは…
まず最初に「基礎代謝とは何か」についてお伝えしておきましょう。
「基礎代謝」とは、呼吸や血液の循環、細胞の新陳代謝、体温の維持など生命活動維持のために使われるエネルギーのことです。
人がエネルギーを消費する方法には基礎代謝の他、身体活動によって消費されるエネルギーである「活動代謝」と、食べたものの消化のために使われるエネルギーである「食事誘発性熱産生」の3つがあります。このうち一日の総消費エネルギーの約10%が食事誘発性熱産生を、約20%を活動代謝、そして残りの約70%を基礎代謝が占めていると言われています。
総消費エネルギー量が総摂取エネルギー量を下回ると、余ったエネルギーは脂肪として体内に蓄積されてしまいます。そのため脂肪を体内に蓄積させないようにするには、総消費エネルギー量が総摂取エネルギー量を上回るようにする必要があります。
総消費エネルギー量を増やすには、そのうちの約70%を占めている基礎代謝の量を増やすことが必要です。このようなことから、基礎代謝量を増やすことは総消費エネルギー量を増やし、脂肪をつけにくいカラダにすることができると言えるのです。