2020年11月16日 16:00
「お腹痩せ」と「腰痛予防」の2つの効果が得られる腹筋エクササイズ
腹直筋には「脊柱(背骨)を曲げる」という働きがあり、先程もお伝えしたクランチやシットアップなどで強化できます。
外腹斜筋と内腹斜筋はわき腹にタスキ状に存在し、「脊柱を側屈(横に倒す)させたり、回旋させたりする」という働きがあります。
腹横筋は腹筋群の中でも最も深層部に存在し、その名の通り腹部を横断している筋肉です。この筋肉には「腹腔内圧を高める」という働きがあります。「腹腔内圧を高める」というのは、ベルトを締めるようなイメージです。そのためお腹痩せ効果はもちろんのこと、腰椎の安定性を高めることができます。
したがってお腹痩せと腰痛予防には、腹横筋の強化が有効と言えます。
着替え不要!手軽にできる「腹横筋エクササイズ」
それでは腹横筋を強化し、お腹痩せと腰痛予防に有効なエクササイズをご紹介していきましょう。
今回ご紹介するエクササイズは、「スタンディング・ドローイン」と呼ばれるものです。
「ドローイン(draw in)」とは「引き込む」という意味で、ここでの場合は「お腹を引き込む」ということになります。それを立位で行うことから、「スタンディング・ドローイン」と呼んでいます。
今回も特別に用意するものはありません!しかも、スペースをとらずにできるので、やる気さえあればおウチでもオフィスでもどこでもできます!
更に、激しく動くものでもないので、スポーツウエアに着替える必要もなく、その場ですぐにできます!