2016年7月1日 12:00
ビタミンCを味方に!夏の紫外線にも打ち勝つ美肌をつくるコツ
水溶性ビタミンC誘導体
皮膚への吸収を高めるように作られたもので、化粧水や美容液に配合されています。特徴は『即効性』。
短期間で皮膚に浸透してビタミンCの実力を発揮します。ただ、皮脂の分泌を抑える働きによって乾燥しやすくなったり、これが刺激になってしまう人もいるので、乾燥肌・敏感肌の方は注意が必要です。
油溶性ビタミンC誘導体
水溶性であるビタミンCに油分を結合させ、脂に溶けやすくしたもの。皮脂や細胞間脂質との相性も良いので、クリームやジェルに配合されています。水溶性のほうが即効性がありますが、水溶性よりも浸透力が高いのが特徴。保湿性もあるので肌を乾燥から守ることもできます。高い濃度でも刺激が少ないのも特徴です。
新型ビタミンC誘導体
水溶性と油溶性の良い所をあわせ持ったのが新型のビタミンC誘導体です(PPS(アプレシエ)とも呼ばれています)。
油分にも水分にも良くなじみ、角質層だけでなく真皮まで浸透しやすく、その浸透力は水溶性ビタミンC誘導体の100倍とも言われるほど。肌への刺激や乾燥の心配もなく、ビタミンCの効果を最大限得られると注目されています。
ただ、良いものはやはり原料の価格が高く、化粧品にたっぷりと配合するのはまだ難しいようです。