という腰とお尻の間にある骨が床から離れるところまで骨盤を起こし、息を吸いながら起こした骨盤をゆっくり下ろすという動作を繰り返します。そうすることで腹直筋下部と股関節内転筋群に効かせることができます。
股関節内転筋群に効かせるには、膝と足をしっかり閉じることです。そのためエクササイズ中は、膝と足が離れないように心がけましょう。
15~20回を1分程度の休憩を挟みながら、3セット行います。
太もも引き締め効果を高めるストレッチ
これらのエクササイズで股関節内転筋群に十分効かせるには、股関節をしっかり内側に閉じる必要があります。
しかし骨盤が外に開くと、外ももの筋肉である「大腿筋膜張筋」という筋肉の緊張が強くなります。そうすると股関節を閉じる動作にブレーキがかかった状態となるため、十分に収縮させることができなくなってしまいます。
そのためエクササイズと合わせて、大腿筋膜張筋の強い緊張を静的ストレッチで緩めておく必要があります。
大腿筋膜張筋への静的ストレッチ
出典:byBirth
立位の体勢で、片脚を一歩後ろに引き、反対側の脚とクロスします。ストレッチする側とは反対側の手を骨盤横に当てて、骨盤を横に突き出すようにスライドさせることで大腿筋膜張筋がストレッチされます。