大・小胸筋へのストレッチで重要なことは、肘の内側を壁から離さないようにすることです。なぜなら大胸筋は胸骨と肋骨、鎖骨内側から始まり上腕骨に停止しているからです。
(5)肩回しストレッチ
出典:byBirth
両手の五本指を肩の上に添えて、肘で円を描くように前回しを10回行い(写真上)、次いで後ろ回しを10回行います(写真下)。
肘で描く円を少しずつ大きくしていくことが、可動域を広げてストレッチ効果を高めるポイントです。
必ず後ろ回しで終わるようにしましょう。そうすることで胸を張った状態でストレッチを終わらせることができるからです。
ストレッチを行う際に注意しておきたいこと
「肩回しストレッチ」以外の静的ストレッチは、左右それぞれ、筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、30秒間伸ばし続けるようにしましょう。そうすることで筋肉の緊張を緩め、肩こり解消につなげることができます
僧帽筋上部線維や肩甲挙筋、後頭下筋群など首まわりの筋肉へのストレッチを行う際、注意しておきたい点があります。
それは伸ばし過ぎないということです。
ストレッチ効果を得たいがために、強く伸ばしてしまうケースがよく見られます。