2021年4月17日 08:00
日焼け止めの「SPF」「PA」「ノンケミカル」の意味とは?選び方を解説
「ノンケミカル」とは紫外線吸収剤を配合していない日焼け止め化粧品のことです。
紫外線吸収剤
紫外線吸収剤は、皮膚の表面上で紫外線を吸収し、皮膚に紫外線の影響が及ぶのを防ぎます。場合によっては、紫外線吸収剤は肌の負担になることがあると言われています。
紫外線吸収剤を使用していない日焼け止め化粧品には、「ノンケミカル」「ケミカルフリー」などと書かれていることがあります。紫外線吸収剤に敏感な場合は、これらの記載があるものを選ぶのがおすすめです。
(ノンケミカルは本来、「化学的な合成成分を使用していない」という意味ですが、日焼け止め化粧品に関しては「紫外線吸収剤を使用していない」という意味で使われています。)
紫外線散乱剤
紫外線散乱剤は、皮膚表面で紫外線を反射・散乱させ、紫外線が皮膚に入るのを防ぎます。紫外線散乱剤を多く配合すると肌が白浮きするというデメリットがありましたが、最近は改良が進み、白浮きしにくい日焼け止め化粧品が増えています。
紫外線の良い作用・ビタミンDの合成
出典:byBirth
ここまで紫外線のデメリットを述べてきましたが、紫外線には良い作用もあります。特に注目したいのは、紫外線を浴びると体内でビタミンDが合成されること。