15~20回反復可能な強度で、1分程度の休憩を入れながら3セット行います。
左右のつま先が正面を向いていることを確かめた上で行うようにしましょう。
ふくらはぎの筋肉に効かせるポイントは、できるだけかかとを高くあげるようにすることです。
方法2:ストレッチ
ふくらはぎの筋ポンプ作用を高めるためのエクササイズと合わせて、ストレッチを行うとより効果的と言えます。
その際のポイントは、股関節前面にある「腸腰筋」と、膝裏からふくらはぎを走行する「下腿三頭筋」の2つの筋肉へのストレッチを行うようにすることです。なぜなら、股関節前面には「鼠径リンパ節」が、膝裏には「膝窩リンパ節」が存在するからです。
「リンパ節」というのは、リンパ液をろ過して不要なものを取り除くフィルターのような役割を果たしています。
筋肉の緊張によりリンパ節が詰まってしまいますと、老廃物や不要な水分を体外へ排出できなくなり、むくみをもたらしてしまいます。
そのため腸腰筋と下腿三頭筋の緊張をストレッチで緩めることで、リンパの流れが促進され、脚のむくみ解消につなげることができると言えます。
1.腸腰筋への静的ストレッチ
出典:byBirth
両脚を前後に大きく開き、前脚は膝を立てて後ろ脚は後方に伸ばします。