2021年12月20日 16:00
「肩こり」と「冷え」をまとめて解消に導くストレッチとは?
膝裏と股関節前面、そしてお尻が圧迫された状態になるので、膝裏と股関節は血流が滞りやすい箇所と言えます。
出典:byBirth
そこで膝裏と股関節前後面の筋肉へのストレッチを行います。具体的には膝裏からアキレス腱まで伸びている「下腿三頭筋」と、股関節前面にある「腸腰筋」、そしてお尻の筋肉である「大殿筋」をストレッチしていきます。
(1)下腿三頭筋への静的ストレッチ
出典:byBirth
両膝を立てて仰向けになり、片脚を上げます。つま先にタオルを引っ掛けて足首を曲げることで、下腿三頭筋がストレッチされます。左右それぞれ、ふくらはぎの筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、30秒間伸ばし続けるようにします。
【ポイント及び注意すべき点】
太もも裏側からふくらはぎのラインには「坐骨神経」が走行しているので、急激に強く伸ばさないように注意しましょう。膝は完全に伸ばし切らなくても構いません。余裕があれば、立てているもう一方の膝を伸ばしてストレッチを行ってみましょう。
(2)大殿筋への静的ストレッチ
出典:byBirth
同じく仰向けの体勢から、脚で4の字を作ります。下になっている膝を立てて、その膝裏に両手を回して脚を胸に引き付けるようにすることで大殿筋がストレッチされます。