2021年12月20日 16:00
「肩こり」と「冷え」をまとめて解消に導くストレッチとは?
1:強度
ストレッチで柔軟性を高めるために最も重要なポイントが「強度」です。
ストレッチをしていてもなかなか柔らかくならない理由として、ムリに伸ばしてしまっていることが挙げられます。ムリに筋肉を伸ばしてしまうと、筋肉は過伸展による損傷を防ぐために縮もうとしてしまうのです。
そこで、心地よく伸ばされた状態で30秒間ストレッチを行うようにすることで、腱の中に存在する「腱紡錘」というセンサーが刺激されるようになります。これは筋肉の緊張を緩めるように働きかける作用があるので、ムリなく柔軟性を高めることができます。
出典:byBirth
2:体温及び室温
柔軟性を高めるには、「体温及び室温」も重要です。カラダを温めた上でストレッチを行うと、筋肉が伸ばしやすくなるだけでなく、筋損傷のリスクが少なくなると言えるからです。
カラダを温めるには、カラダの内側から温める必要があります。そのためには、ウォーキングやジョギングなど有酸素運動を汗ばむくらいに行うか、トレーニング終了後にストレッチを行うようにするとよいでしょう。
入浴ももちろんカラダを温めることができますが、その場合には38~40℃程度のお湯に10分以上浸かる必要があります。