そうすると背中や肩甲骨を内側に寄せる筋肉が緩んだ状態となる一方で、胸や肩前面の筋肉などの緊張が強くなるため、猫背の姿勢となってしまうと言えます。
2:背もたれにもたれかかってイスに座り続けること
出典:byBirth
「普段座りっぱなしでいることが多い」という方、背もたれにもたれかかってイスに座り続けていませんか?
そうすると骨盤が後傾して、背骨を支える「脊柱起立筋」が緩みっぱなしの状態となります。その結果背中が丸まった状態となり、猫背の姿勢になってしまうと考えられます。
「猫背の姿勢」かどうかを誰でも簡単に把握できる方法
しかし自分がどの程度猫背になっているかどうかを知るのは、なかなか難しいですよね。
ここで誰でも簡単に猫背の姿勢かどうかをチェックできる方法をお伝えしましょう。下の写真のように、壁にかかと、お尻、肩(肩甲骨)、そして後頭部をつけて立つだけです。
出典:byBirth
そうすると後頭部が壁につけにくく感じた場合、猫背である可能性が高いと言えます。
後頭部が壁につけにくく感じなくても、そこからバンザイをするように両腕を上げると両腕が壁につかなかったり、腰の反りが大きくなったりする場合も、猫背の姿勢である可能性が考えられます!
猫背改善に有効なストレッチとエクササイズ
猫背のままでいくら二の腕引き締めに有効な上腕三頭筋へのエクササイズを行っても、先ほどお伝えしたように上腕三頭筋を十分に収縮させることができないので、二の腕引き締め効果は期待できません。