息を吐きながら両腕を床に触れる手前まで下ろす(写真下)という動作を繰り返します。肩甲骨を内側に寄せる動作を繰り返すことで、肩甲骨内側にある「肩甲骨内転筋群」を強化することができ、猫背改善効果が期待できます。
15~20回を、1分程度の休憩を入れながら2~3セット行います。
【ポイント及び注意すべき点】
あくまでも、左右の肩甲骨を内側に寄せる動作で両腕を上げるようにしましょう。
また、上体を起こし過ぎないようにしましょう。上体を起こし過ぎてしまうと、肩甲骨内転筋群ではなく腰部の筋肉に効いてしまうからです。
そのため、エクササイズ中は胸から下の部分は床から離さないようにしましょう。
猫背改善させた上で三頭筋エクササイズを行うと「二の腕引き締め効果」がアップ!
猫背を改善した上で改めて上腕三頭筋エクササイズを行うと、上腕三頭筋に十分な刺激を与えられるようになるので、二の腕引き締め効果が得られやすくなります!
例えば「手幅を狭くした腕立て伏せ」(写真下)では、肩甲骨を内側に寄せて胸を張ったまま肘を伸ばす動作を繰り返すことができるので、上腕三頭筋に集中して刺激を与えられるようになります。