床に両膝をついて、頭から膝までを一直線となるようにします。肩甲骨を内側に寄せたまま、息を吸いながら肘を左右に開いて胸を床に触れる手前までゆっくり下ろし(写真上)、息を吐きながら床を押してカラダを持ち上げる(写真下)という動作を繰り返します。胸の筋肉である「大胸筋」と肩の筋肉である「三角筋前面」、そして腕の筋肉である「上腕三頭筋」を鍛えることができます。
10回を1分~1分半の休憩を入れながら、3~6セット行います。
ポイント及び注意すべき点
肩甲骨を内側に寄せた上で左右の肘を横に開いて閉じるようにすることが大胸筋に効かせるポイントです。
「膝つき腕立て伏せ」では10回こなすことが難しい場合
もし、膝つき腕立て伏せでは10回こなすことが難しい場合は、下の写真のように「壁を使った腕立て伏せ」を行うようにしましょう。
出典:byBirth
床が壁に変わっただけで、基本的なやり方は同じです。足が壁から離れるほど、強度が増します。
5.ショルダープレス
出典:byBirth
両手にウエイトを持って立ち、耳のラインで構えます。手のひらは正面に向けておきます(写真左)。息を吐きながら頭上に向けて挙上し、頭上まで上げたら手のひら同士が向き合うようにします(写真右)。