2018年8月27日 06:00
日本人女性の8割は「新型栄養失調」!?医師語る現代の「肉不足」
貧血の症状には、立ちくらみ、冷え、抜け毛、爪が割れやすくなるなどがある。鉄分といえば、プルーン、ほうれん草、小松菜が思い浮かぶが、実はこれらは「非ヘム鉄」といって吸収の悪い鉄分なのだという。吸収のよい鉄分は「ヘム鉄」といって、非ヘム鉄の5〜10倍の吸収率がある。赤身の肉はヘム鉄を豊富に含んでいるのだ。
「ほかにはレバー、魚、カキなど動物性食品に多く含まれています。また、非ヘム鉄は食材の組み合わせによって吸収が悪くなることがありますが、ヘム鉄にはそれがありません」
さらにビタミンB群は、ビタミン類の中でも突出して不足しているので、積極的に補いたい。
「B群が不足しがちな理由は、糖質過多、ストレス、飲酒などで、体内で大量に消費されてしまうからなんです」
ビタミンB群はタンパク質の吸収を助ける働きもあり、不足していると、体がだるい、肌荒れ、立ちくらみ、風邪をひきやすくなるといった症状が現れる。
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