いまどきの日本人女性の食事の質を調べてみると、カラダに必要な栄養素があれもこれも足りていないことが判明。タンパク質、鉄、ビタミンD…。どれも大切な役割を担っています。まずは、足りないとどうなるか?知っておこう。
私たちのカラダは、細胞一つひとつまで、食べたもので作られている。と考えると、カラダの内側からキレイになる体内美容の近道は、食生活の見直し。
「アレルギーや肌荒れといった慢性的な不調を訴える患者さんに食事を変えてもらうと、薬を使わなくても良くなるケースが多くあります」(溝口徹先生)
食事の改善で女子が関心あるのはやはりダイエット。カロリーや糖質、揚げ物などばかり気にしがちだが、その前にどうやら基本のキに立ち戻ったほうがよさそう。
「年中行事のようにダイエットをしていると、本来カラダに必要な栄養素が十分に摂れなくなります。逆に太るほど過食して量は足りているのに、質が伴わないため栄養不足に陥ることも。それが様々な不調の引き金となるのです」
溝口先生が、日本人女性に特に足りない栄養素として挙げてくれたのが、タンパク質、鉄・ビタミンB群、良いアブラ、ビタミンD。足りないと美容と健康にどう悪いのか。