2018年8月30日 16:00
腰痛は85%が“原因不明”…特定が「脊柱管狭窄症」対策に
次のチェックリストで、当てはまる項目が多いほど、脊柱管狭窄症である可能性が高い。
□100~200メートルほど歩くと、脚にしびれや痛みが出るが、座って休むとラクになる
□前かがみの姿勢がラクに感じる
□お尻から脚にかけてしびれがある
□台所に10分以上立つと、太ももがしびれる
□尿漏れや残尿感が気になる
□冬になると脚にしびれが出る
□慢性的な腰痛がある
脊柱管狭窄症は腰痛がサインになることも。この腰痛の原因をしっかり把握することで、早めの対策が可能になる。腰痛を抱える患者数は国内に2,800万人いるが、実はその85%は原因がわからないという。
「エックス線やMRIといった画像検査で診断できる腰痛は、脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニア、骨粗しょう症にともなう圧迫骨折など原因がはっきり特定できるのは15%ほどに限られます」
ストレスや不安、うつなど心理的なものが影響することも。女性の体の悩みに関する調査では、肩こりに次いで2位である腰痛。がんや感染症、解離性大動脈瘤など危険な病気のサインである場合もあるそう。痛みのもとをハッキリさせることが重要だ。
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