2018年9月28日 11:00
“筋肉体操”指南役が伝授「健康寿命をのばすスクワット」
運動不足が気になる人も、できることから始めることが大切だ。
筋トレの習慣として、いちばんの基本となるのがスクワット。体を支える下半身を鍛えることが最優先だと谷本先生は話す。正しいスクワットのやり方は次のとおり。
■練習
1)腕を胸の前で組んでイスの前に立つ。足は肩幅に開き、膝・つま先は正面方向に。そこからいつも座るのと同じ要領で後ろにあるイスに腰かける。上半身を前傾しながら、お尻を引いて座るのがポイント。
2)しゃがんでイスに腰かけたら、立ち上がって1に戻る。
■実践
1)練習のようにイスに腰かけるイメージで、上半身を前傾してお尻を引きながら深くしゃがむ。最低でも、太ももが床と平行になるところまでお尻を下げる。
2)2秒かけてしゃがんだら、2秒かけて立ち上がりもとの姿勢に。その後も2秒のテンポで上げ下げの動作を繰り返す。目標は15回。
※きつく感じる人は、机などに手をついて行う。ラクに感じる人は3秒上げ、3秒下げのテンポで、立ち上がりきらずに動作を繰り返す。
「『ウオーキングを毎日しています』という人もいらっしゃいますが、筋肉量維持増進の観点からすると、それだけでは不十分です。