2019年1月31日 16:00
代謝をあげて「脂質異常症」を防ぐ、キーは「タンパク質と快眠」
良質なタンパク質を含む大豆も食事に取り入れると、効果増大です」
続けて池谷先生は、代謝を上げるための“4つの睡眠法”を教えてくれた。
【1】心地よく眠れる環境をつくる
「まずは心地よく眠る環境づくりから。お気に入りの香りのアロマオイルがあれば、1滴枕に垂らしてみましょう。アロマの香りが鼻の空気の通り道を開いて、眠りへといざなってくれます。最低でも、5時間の睡眠時間は確保したいものです」
【2】眠るときは、足首を冷やさない
「質のよい眠りについている人は、手足の表面温度が高く、体の深部にある熱を手足から放出できています。深部の体温が下がらないと、快眠にはなりません。眠るときは、手足を冷やさないようにしましょう。そこで、古くなった靴下を、指先から7~8センチほど切って“足首ウオーマー”を作ることをオススメします」
【3】枕は寝返りがうてる高さにする
「枕は、寝返りをうちたくなるような枕が“いい枕”。
4センチほどの高さの座布団のへりを枕にしてもいいくらいです。自然に寝返りをうつことで、いびき、睡眠時無呼吸の改善にもなります」
【4】朝は同じ時間に起きる
「毎朝起きる時間を一定にすることで、副交感神経と交感神経の切り替えがスムーズになり自律神経もリズムに慣れていきます。