2019年10月23日 11:00
夜間頻尿の原因「過活動膀胱」防ぐための「骨盤底さすり」
これは自律神経が乱れることによって、膀胱の収縮機能が正常に働かなくなってしまう状態を指します」
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれる。交感神経の働きにより膀胱に尿がたまり、副交感神経の働きが尿意をもよおす。これらが乱れると膀胱の働きをコントロールできなくなってしまう。
泌尿器に関するデリケートな問題なので、「人に相談できずに悩みを抱えている女性も多い」と堀田先生。そこで、まずは次のチェックシート(過活動膀胱診療ガイドライン:日本排尿機能学会編集〈2015年〉を基に作成)で、過活動膀胱ではないか確認してみよう。
【1】起きている間、トイレに何回行きますか
□7回以上(0点)
□8〜14回(1点)
□15回以上(2点)
【2】就寝中トイレのために何回起きますか
□0回(0点)
□1回(1点)
□2回(2点)
□3回以上(3点)
【3】激しい尿意に襲われ、トイレに駆け込んだことはありますか
□なし(0点)
□週に1回より少ない(1点)
□週に1回以上(2点)
□1日1回くらい(3点)
□1日2〜4回(4点)
□1日5回以上(5点)
【4】尿意を我慢できず、漏らしてしまったことはありますか
□なし(0点)