ビューティ情報『“難聴予備群”は2千万人とも…3万人治療した医師明かす実態』

2019年11月20日 06:00

“難聴予備群”は2千万人とも…3万人治療した医師明かす実態

65歳以上の高齢者に絞っても、人口自体が3,558万人(平成30年)であるのに対し、確かに「少ない」という印象だ。

しかし、この数字は現実の「難聴患者数」とは異なっているというのだ!

「これは日本特有の、かなり厳しい基準に照らし合わせた結果です。日本で聴覚障害として認定されるのは、『両耳が70dB以上の音でないと聞き取れない』『片耳が50dB以上、もう片方の耳が90dB以上でないと聞こえない』などの基準があります。しかし、欧米などでは40dBを基準にしているところが多く、WHO(世界保健機関)でも、41dBを超えたら補聴器の装用を推奨しているのです。この基準に照らせば日本の難聴の人の数は2,000万人以上ともいわれており、その数は高脂血症や糖尿病(予備群含む)の患者数とほぼ同等。それほど『身近な症状』にもかかわらず、日本人の難聴は放置されているのが現状なのです」

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