2019年12月11日 11:00
焦ったとき、スマホの見過ぎに「ポジティブため息」で負担軽減
倉橋さんは、浅くつきがちなため息を意識的に深い呼吸に変えることで、心が自然と整い、余裕ができるようになると説明する。
「女性はため息をつきやすい人が多いのですが、これはこまめにストレスを解消できるという意味でもあります。どうせため息をつくなら、深い呼吸でより大きくストレスを減らしてみませんか?実践した方からは、細かいことにイライラしなくなった、漠然とした不安がなくなり生きやすくなった、などの声が上がっています。また、ストレス解消のために食べていたお菓子の量が減り、その結果、ダイエットにつながったという声もありますよ」
倉橋さんに、ため息を利用して心を整える方法を教えてもらった。
■水の呼吸
「ポジティブなため息の基本は、視線を上に向けることと、肺の中の空気をすべて出すつもりで息を吐き切ること。どの呼吸でもこれを意識しましょう」
(1)みぞおちのやや上に両手をのせる(胸元で手が温かくなるのを感じながら)。
(2)息を「ふーっ」と吐き切りながら、おへその真下まで両手を下ろす。(3)息をゆっくり吸い込みながら手を(1)の位置に戻す。
※(1)〜(3)を繰り返す。目安は3回。
「水の呼吸」