2019年12月18日 06:00
「肺炎」から身を守るには「気道クリアランスが重要」と医師
肺炎を防ぐ関門、まさにそれこそが、気道クリアランスなのです」
非結核性抗酸菌症の発症が排痰と関係するといわれるのも、雑菌やホコリなどが混じった痰を吐き出せないでいることで、この「気道クリアランス」が低下することが関連していると考えられている。
肺炎予防の第一歩は、「のどケア」から始めよう。「のどケア」と聞いてまず思い浮かぶのは、そう、うがいだ。
一般的には風邪の予防法として知られているが、「気道クリアランスによって気管からのどまで上がってきた異物を出す、という側面もあるんですよ」と生島先生。巷では、うがい薬をはじめ、塩水うがいや緑茶うがいの効果がよく比較されているが、ぬるめの水道水で十分だという。
「女性自身」2019年12月17日号 掲載
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