2020年2月20日 15:50
「いま8人に1人が慢性腎臓病」専門医が語る“病のサイン”
「注目すべき項目は、『尿のタンパク』と『血清クレアチニン値』。クレアチニンとは、筋肉がこわれて出てくる老廃物のことで、この値が高い人は、腎機能低下の疑いがあります。ただし、一度の検査で判断はできません。鎮痛剤を服用したり、脱水症状があったりしても、クレアチニン値は高めに出ることがあります。3カ月後に再検査してみて、尿タンパクやクレアチニン値の異常が続いているようであれば、慢性腎臓病の可能性が高いとみてよいでしょう」
【血清クレアチニン値で見る腎機能】50歳の場合
腎臓が正常に働いている=0.8mg/dl未満
軽度の低下が見られる=〜1.0mg/dl
中〜高度の低下が見られる=〜1.4mg/dl
高度の低下が見られる=〜2.8mg/dl
末期腎不全、透析治療へ=2.9mg/dl超
女性の場合、血中のクレアチニンの正常値は、0.46〜0.82mg/dl。50歳で約1.5mg/dlを超えてしまっている人は、“赤信号”だ。
「女性自身」2020年3月3日号 掲載
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