管理栄養士が警告「乳化剤」がメタボを引き起こす恐れも
腸内環境を特に悪化させることがわかっている食品添加物は、人工甘味料、保存料、発色剤、乳化剤。
「食品の細菌の増加を抑える保存料は腸まで届き作用する可能性があります。このとき腸内細菌が殺されてしまったり、生成が阻害されることも考えられます」
【保存料】食品の腐敗の原因となる微生物を抑制し、保存性を高める
<添加物名:ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、ソルビン酸カルシウム>
添加されている主な食品:魚肉練り製品(かまぼこ、ちくわ、はんぺんほか)、食肉製品(ハム、ソーセージ、ベーコン、焼き豚ほか)、あんこ、漬け物、ワイン、プロセスチーズ、ジャム、煮豆、つくだ煮など
<添加物名:デヒドロ酢酸ナトリウム>
添加されている主な食品:プロセスチーズ、バター、マーガリンなど
<添加物名:安息香酸、安息香酸ナトリウム>
添加されている主な食品:マーガリン、スポーツ飲料、エナジードリンク、ガムシロップ、醤油、濃縮果汁、果実ペースト、ピューレなど
<添加物名:パラオキシ安息香酸>
添加されている主な食品:醤油、酢、ガムシロップ、濃縮果汁など
<添加物名:ポリリジン>
添加されている主な食品:コンビニのおにぎり、弁当・総菜など
「保存料の成分には細菌の増殖を抑える働きがあるため、腸内細菌の数や菌種の多様性が減少する恐れがあるといわれています。