“納豆1日3食”ダイエットが及ぼす危険…管理栄養士が指摘
当サイトに寄せられた口コミ数は50件ほどですが、『フラフラした』『便秘と吐き気があった』と、副作用について書き込む人が多く見られます」
福田さんは’18年に、同サイトで「薬やサプリがダイエットにどれくらい効果があったのか」という統計を取っている。その統計では75.4%の薬・サプリが「効果はない」という結果だったと話す。
「副作用リスクを考えれば薬だけでのダイエットは難しいことを、利用者も感じているのでしょう。食事と運動を柱として、かかりつけ医との相談のうえで2つの柱のメニューを決めていくのが基本なのではないでしょうか」(福田さん)
ダイエットの柱のひとつである食事も、偏りすぎてしまうと落とし穴が……。過去に報告されたさまざまな食事法の“副作用”について、管理栄養士・博士(学術)の竹並恵里さんが解説する。
【納豆】落とし穴:生理不順
納豆は脂肪燃焼を高めるホルモン「アディポネクチン」を増やすといわれ、ダイエットに有効な食材であるとされている。だが、食べすぎは禁物だという。「納豆に含まれる大豆イソフラボンは適量なら骨粗しょう症予防になりますが、“1日3食納豆”というふうに、長期で過剰摂取するとエストロゲン(=女性ホルモン)