ビューティ情報『がんになった医師が語る本音「安易な励ましに傷つくことも」』

2020年9月11日 11:00

がんになった医師が語る本音「安易な励ましに傷つくことも」

それでも“食べられなくても半年間、生きられた”と思うと、気が楽に。かなえられない現実に執着すると、ギャップがつらくなることもあると思います。

【Q2】人生の“やり残し”がないように、余命宣告は受けるべきでしょうか?

【A】余命はあくまで平均値。私はあえて知りたくはありませんが、考え方次第です

たとえ5年生存率が90%でも、残りの10%に入ることだってあります。余命の計算は、データに基づいていますが、あくまで平均値であり、自分の余命はわからないものです。私はわからないものを知りたくはありません。

それに、余命から毎日カウントダウンするよりも、一日一日を積み重ねる“足し算命”という考え方のほうが私には合っています。

転移がわかった昨年の4月8日から数えはじめて、気づけば520日(9月8日時点)。
365日を超えられないと思っていましたから、自分で自分を褒めたい気分です。

【Q3】がん告知を受けた友人を、がんサバイバーの言葉や、キャンサーギフトがあることなどで、励ましてもいいものでしょうか?

【A】励ましの言葉は、患者さんへの押し付けにならないように

がん発覚時、私は自分のことで精いっぱいでした。

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