ニュースを見るのは朝夕の2回だけに…うつ自殺を防ぐ10習慣
なにかに失敗したとき、『自分のせいだ』と自分を責めやすい性格の人もそうですね。また『いまはみんなコロナで大変だから』と考えるような人は、カウンセリングや受診も遅れ、重症化してしまう恐れがあります」
竹内さんは今年1月に第2子を出産したばかりだったことから、「産後うつ」の可能性も指摘されている。初産のときは大丈夫でも、2人目以降で発症することはあるのだろうか?
「子どもの数が多くなることで、育児の負担が増えます。そして、人によっては、初産のときと比べてしまう。1人目の出産は無我夢中で必死だったけれど、2人目だとある程度、客観視する余裕が出てくるので、『ちゃんとできるはずなのに、こんなこともできない』と自己批判してしまう部分があるかもしれません」
また、2人目の出産は、初産時よりは年齢が上がるため、身体的負担も大きいうえに、更年期障害と重なる可能性も出てくる。
「出産でホルモンバランスが崩れるのに加え、40代にさしかかっての出産は、更年期障害の始まりの時期とも重なります。二重のストレスがかかってくる可能性がある」
またアルコールにも注意が必要だ。特に、主婦の場合は台所でお酒を飲んでしまう“キッチンドリンカー”が危ないという。