日本のトップ医療機関も結論「長生きにたばこ・酒はNG!」
を必ず設けるようにしよう。
■毎日の食事で塩分は最小限に
日本人の食卓に欠かせない「塩」だが、胃がん、高血圧、脳卒中を招く要因にも。
「厚生労働省『日本人の食事摂取基準』では、1日あたりの食塩摂取の推奨量は女性で6.5グラム未満となっています。食事の量は多すぎず少なすぎず、バランスよく取ることが基本です。牛や豚の赤肉や加工肉の食べすぎ、ジュースなどの飲みすぎは控えましょう」
1日に野菜は350グラム、果物は200グラムを取ることが目標。DHAやEPAが含まれる魚介類、タンパク質が豊富な大豆製品も意識的に摂取しよう。
■やせすぎない、太りすぎない
「太りすぎが病気のリスクを高めます。逆に栄養失調を伴うやせ方は免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなります。
血管の壁がもろくなり、脳出血を起こしやすくなることも知られているように過度なダイエットは危険です」
死亡リスクが最も低くなるのは男女とも、BMIが21〜27あたりだという。年齢に応じて適正な体重を維持しよう。
■活発な身体活動を心がける
巣ごもり生活で体を動かす機会が減ったという人は多いが、運動不足は健康の大敵だ。
「日本人を対象とした研究では、仕事や運動などの活動量が高くなるほど、がんにかかるリスクは低くなることが示されています。