日本のトップ医療機関も結論「長生きにたばこ・酒はNG!」
から5つを見ていこう。
■たばこは吸わない、ほかの人の煙も避ける
「日本人を対象とした研究では、喫煙によるがんの死亡リスクは、男性で2倍、女性で1.6倍高くなります。メタボで喫煙の習慣がある女性と、メタボがなく非喫煙者の女性と比べると、循環器の疾患にかかる確率は5倍も高くなるという報告がありました」
また、他人のたばこの煙を吸う“受動喫煙”にも注意。夫が喫煙者の妻は、自分がたばこを吸わなくても肺腺がんにかかるリスクは約2倍、肺がんは約1.3倍高くなる。加熱式たばこも、目に見えないエアロゾルが有害という指摘があるため避けるようにしたい。
■お酒を飲む量を減らす。飲めない人に強要しない
長引く巣ごもりで“家飲み”がはやっているが、飲みすぎには気をつけよう。
「飲酒によって大腸がん、肝がん、食道がんのリスクが確実に増加します。
またアルコールを習慣的に摂取すると血圧が上昇します。1日に12.5グラム(日本酒で1合の半分)以下の飲酒は認知症のリスクが低下するものの、1.7合以上飲むと逆にリスクが高まるという報告があります」
飲む量は女性であれば日本酒で1日1合の半分程度が目安。そして「休肝日」