朝食は“食べる美容液”!美肌に欠かせない栄養素とれるメニュー
を作ります。このAGEsはさまざまな病気の原因になるだけでなく、肌にも悪影響を与えます。コラーゲンが変性して弾力やハリが失われたり、肌のバリア機能が落ちてキメが低下したり。これらにも糖化が関係しています」
さまざまな肌トラブルに直結してしまう糖化を防ぐ手立てはないのだろうか?
「血糖値の急上昇を抑えるのが効果的で、GI値の低い食品を取るのがおすすめです」
GI値とは、その食品を食べたとき、どれくらい血糖値が上がるかを示す指標のこと。精製されていないもののほうが消化吸収に時間がかかるため、GI値が低いという。炭水化物であればうどんよりそば、白米より玄米のほうが低GIの食品となる。
小林先生は食事のなかでも、とりわけ重要なのは朝ごはんだと説く。
「朝ごはんを食べると、体内時計がリセットされて1日の始まりを認識し、体のリズムが整います。
すると、自律神経も整ってきて、メンタルが安定します。さらに、朝ごはんを食べることで血糖値の急上昇を抑制できます。糖化リスクを抑えて、肌の老化や病気、肥満などの予防にもつながります。こんなにメリットの大きい朝ごはんは、まさに“食べる美容液”といえるでしょう。