2021年11月10日 11:00
眠れないあなたに…ぴょんぴょん体操で体の調子を整えよう
一方で、副交感神経が働きすぎてしまうと、やる気が出ずに常に体がだるく、ひたすら眠い状態が続きます」
コロナ禍では不眠の症状を訴える人も増えているというが、自律神経の乱れとコロナ不眠は、関係があるのだろうか。
「自律神経が乱れる原因には、ストレスをはじめ、気圧の変化や長時間労働、女性ホルモンの乱れなどさまざまな理由が挙げられます。当然、コロナ禍によるストレスも原因になると考えられます」
そこで、自律神経を整えるための方法として、宮腰さんが考案したのが「ぴょんぴょん体操」だ。
「私の考案した体操は、その場で1分間ぴょんぴょん跳ねるだけです。それだけで自律神経を整えることができるんです」
■精神を安定させる効果のあるセロトニンが分泌されて
「ぴょんぴょん体操」を行うことで、自律神経のバランスが整う理由を宮腰さんは、こう説明する。
「それは、背骨と自律神経の位置に関係しています。交感神経は背骨の両脇に沿って、頭のつけ根から尾てい骨まで、左右にそれぞれ長い神経のラインを形成しています。そして副交感神経は、脊髄を通っています。
そのため、背骨が曲がったりゆがんだりしている人は、それに伴って自律神経の働きが鈍くなるんです。