ビューティ情報『専門医解説「ぎっくり腰は3日安静にした後は、動いて治す」』

2021年11月11日 15:50

専門医解説「ぎっくり腰は3日安静にした後は、動いて治す」

ぎっくり腰になってしまった場合は、どう対処すればいいのだろうか。

「小さな傷、痛みのうちに発見できれば、コルセットなどをつけて防御し、2~3日安静にすれば、痛みが緩和することもあります」(寺尾さん・以下同)

寺尾さんは、診察に訪れた人にはまず前かがみになってもらい、「ズキッとした痛み」があるようなら、椎間板の傷を疑うという。

「正式診断するためにMRIを撮ることもありますが、どちらにしても治療方針はほぼ変わりません。通常は、ロキソニンやボルタレンなどの経口の消炎鎮痛薬、あるいは筋弛緩薬を処方することもあります」

湿布は椎間板まで薬が届かないこともあるため、あまり出すことはしないそうだ。

「もし湿布をする場合は、冷たい感触の冷湿布か、カプサイシンなどが入った温湿布を選ぶのですが、個々の症状に、どちらが効果的であるかの見極めは難しいんです」

そのため、どうしても湿布を使いたい人には、「長時間貼り続けることを避けて、使ってみて患部がラクなほうにしてください」とアドバイスするという。発症後は「2~3日は安静にすること」が鉄則だというが、それ以後も安静を続けると、「逆に、回復が遅くなる」

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