ビューティ情報『肩こり、頭痛だけじゃない…医師警鐘「“鼻の奥の炎症”が認知症を招く」』

2022年4月6日 15:50

肩こり、頭痛だけじゃない…医師警鐘「“鼻の奥の炎症”が認知症を招く」

肩こり、頭痛だけじゃない…医師警鐘「“鼻の奥の炎症”が認知症を招く」


「頭痛、肩こり、不眠、倦怠感やうつなど、原因不明の不調や症状が続くときは、鼻の奥で炎症が起こる『慢性上咽頭炎』を疑ってみるべき。この慢性上咽頭炎は“万病のもと”ともいえる疾患です」

そう語るのは、『つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい』(あさ出版)などの著書がある、堀田修クリニック院長の堀田修先生。

上咽頭とは、鼻とのどの交差点にあたるところ。新型コロナウイルスの第6波で猛威をふるったオミクロン株が増殖する部位として報道され、上咽頭という名前を耳にした人も多いだろう。

「上咽頭は左右の鼻腔を通過した空気が合流して、下方向に流れが変わる“曲がり角”。PCR検査でも上咽頭を綿棒でぬぐい検体を採取するように、ウイルスや細菌がたまりやすい場所です。また、上咽頭は体内に侵入した花粉やほこり、PM2.5などの異物を迎え撃つ最初の関門。異物を排除するために免疫が働いており、常に小さな炎症が起きている箇所です」(堀田先生・以下同)

ウイルスや細菌に感染したり、ストレスや疲労の蓄積で免疫力が低下することなどの理由から、絶えずひどい炎症が続いている状態が「慢性上咽頭炎」だ。


堀田先生によると、日本人のじつに10人に1人は慢性上咽頭炎になっているという。

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