ビューティ情報『診察なしで薬がもらえる「リフィル処方箋」制度が開始 利用時の注意点を解説』

診察なしで薬がもらえる「リフィル処方箋」制度が開始 利用時の注意点を解説

お薬をもらうために、交通費と時間をかけて病院に行き、長時間待たされて、ようやく診察が始まったら『変わりありませんね』とあっという間に診察は終了。いつもと同じ薬が処方される……。このような負担が軽くなる患者は少なくありません」(宇多川さん)

健康保険組合連合会が診療報酬明細書を分析したところ、半年以上処方箋の内容が同じ患者の割合は、40~64歳で12.1%、65歳以上で15.3%にのぼる。

■診察回数が減ると病状悪化の可能性も

リフィル処方箋は、どのような人が使うことができるのだろうか。

「高血圧や糖尿病、アレルギーなど慢性疾患の症状が安定している患者が対象です。患者の症状をみた医師の医学的な判断で、リフィル処方箋を使うことができます。ただし湿布薬、投与量に限りがある一部の向精神薬、麻薬や新薬は対象外。最終的には医師が決めますが、利用したい場合は、患者側から『リフィル処方箋』を使えるかどうかを聞いてみてください」(厚生労働省保険局の担当者)

病院に行かなくても薬を受け取れるリフィル処方箋だが、いつでも調剤してもらえるわけではない。
処方箋の有効期限は、1回目の調剤が4日以内。2回目以降の調剤は投薬期間から“調剤予定日”が決められ、その前後7日以内に行わなければいけないので注意が必要だ。

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