どんなことが起きる?どんな対処法がある?更年期の症状と対策
くしゃみをするだけで肋骨が折れることも。
【高脂血症】
閉経後、脂質の調整をしているエストロゲンが減少するとコレステロール値が上昇する。悪玉コレステロールが増えると、血管がつまりやすくなり、心臓血管疾患のリスクに。
【更年期高血圧】
自律神経の乱れにより血圧のコントロールが不安定になり変動しやすくなる。
【動脈硬化】
閉経後、エストロゲンの減少により、高血圧、高脂血症、糖尿病のリスクが上がり、動脈硬化が進むと心筋梗塞、脳梗塞のリスクも高くなる。
■更年期のセルフケア&治療
<閉経前45歳ごろ>
エストロゲンの減少が始まり、不調を感じ始めるころ。理由がわからず1人で悩む人も多い。
【月経周期を把握】
月経の遅れ、乱れなど、日ごろから自分の月経周期をメモして把握しておくとよい。
【不快・不調を自覚】
なんとなく不快、どうしようもなくだるい……。不快感、苦痛を感じる箇所や思い当たる原因がないか、振り返ってみる。
【ストレスのもとを探る】
子の巣立ち、親の介護がスタート、夫との関係の変化、家計の問題と、ライフステージが変化しやすい時期。ストレスの原因がどこにあるのか探り、生活環境を見直す。