2022年10月21日 11:00
片足を引きずって歩く人は脳腫瘍の疑い 歩き方でわかる病気7
歩くと膝や股関節に痛みを感じるときは整形外科を受診しよう。
「50代以降に増加する、変形性股関節症・膝関節症などは、特定の部位が痛みます」
動脈硬化のサインが現れている人は、循環器内科、心臓血管外科へ。
加齢により、筋肉量と筋力が低下するサルコペニアが疑われる歩き方にも気をつけたい。
「久しぶりに帰省したら、高齢の親が壁を伝って歩いていた、足が細くなっていた、ということもあるでしょう。これは、要介護の一歩手前の状態。サルコペニアの可能性があります」
なかには、“ちゃんと歩いているつもり”という人もいるので、周囲の気付きが大切だ。
「ご自身や家族の歩き方が、ふだんと違っていると思うことはありませんか?早めに歩き方の違和感に気づいて検査を受けることで、病気を早期発見でき、健康寿命を延ばすことにつながるのです」
また、注意が必要なのは高齢者だけではない。
「50代はまだまだ元気な人が多い世代。
その分、脳や血管の病気の初期症状に気づきにくい。定期的な健康診断に加え、歩き方もチェックしてみましょう」
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