薄着の季節が来る前に…「立ったまま腹筋」でポッコリおなかを解消!
腹筋運動で首や肩に余計な力が入ると、痛みが生じる原因にも(写真:アフロ)
「おなかの筋力が低下してくると、日常生活の中で正しい姿勢がキープできないために『反り腰』や『猫背』になってきます。それが原因となって慢性的な腰痛に悩まされる人も。
おなかの周囲は主に複数の筋肉で構成されており、筋力が衰えると、そのぶん脂肪がどんどん増えていきます。特に女性は40代後半〜60代になってくると、内臓が下がり気味になる傾向があります。これを防ぐためにも、まずおなかのインナーマッスル(体の深部にある筋肉)『腹横筋』を鍛えることがとても大切なのです」
そうアドバイスするのは、ピラティスインストラクター・くびれダンストレーナーの榎本愛子さん。気になる“ポッコリおなか”をなんとかしようと腹筋運動に挑んでみるものの、上手にできないという女性は少なくない。榎本さんが、腹筋運動が苦手な受講生に勧めているというエクササイズがズバリ「壁ピタ腹筋」。その名のとおり、寄りかかれる壁があれば、いつでもどこでもスキマ時間にできるのが特徴だ。
「私たちの頭の重さは全体重の約10%といわれています。体重が60kgの人であれば6kg。