電気ポット、野菜細切りが寝たきりの原因に…認知症招くNG習慣14
「どんな細かいことでも、体を動かすことが大事。入口まで遠いほどラッキーと思いながら、背筋を伸ばしながら歩く習慣をつけましょう」(白澤先生)
【2】いつでもエスカレーターを使う
エスカレーターを当たり前に使っている人は、健康を引きよせるチャンスを逃しているようだ。
「外出時には階段を使うようにするだけでも、ウオーキングやランニングとほぼ同様の効果が得られます。足を大きく持ち上げてゆっくり一段一段のぼっていくようにすれば太ももの大きな筋肉が鍛えられます。大きな筋肉を動かしたほうが、脳への刺激が高まるとも考えられています」(久野先生)
【3】平坦な道ばかり歩く
「ウオーキングや散歩では坂道や階段など高低差をつけたコースにしましょう。神社にある石段のような不規則性の段差は筋力アップが期待できます」(白澤先生)
【4】コンビニには車で行く
どんなに近くても、車を使ってコンビニに行っている人は多い。
「最近の研究では、1日30分歩くのと朝昼晩で3回に分けて10分ずつ歩くのはともに効果があることが明らかに。短時間歩くこともチリも積もれば山となる、という発想で1日、1週間単位で帳尻合わせも可能です」