電気ポット、野菜細切りが寝たきりの原因に…認知症招くNG習慣14
(久野先生)
【5】ランチはいつも近くの店
いつも近所の店でのランチもいいが、ときにはちょっと遠いけど歩いていける店をチョイスしよう。
【6】用事のときは人に来てもらう
所用があれば、相手に来てもらうのではなく、自分から出向くという姿勢が心身の老化を防ぐカギ。
【7】電車やバスではすぐに座る
「揺れる車内であえて座らないことで腹部と下半身をつないでいるインナーマッスル(深部筋)の大腰筋が鍛えられます。大腰筋が衰えると正しい姿勢が維持できなくなり、足を持ち上げる力も低下。つまずきやすくなったり転びやすくなったりします」(白澤先生)
【8】和式トイレを避ける
ひざや腰に問題がないなら洋式ではなく和式トイレを使う選択も。しゃがむ動作は、下半身の筋肉が衰えやすい中高年にオススメだ。
■何かに頼るより、自分で頑張ろう
これら外でできる8項目以外に、自宅でもちょっとした選択によって、大きな差が出る。
【9】ティッシュやリモコンを手が届く場所に置く
手を伸ばせばなんでもできる生活はたしかに楽だが……。
「座っている時間が長いほど肥満、糖尿病、認知症などが増加します。ティッシュやリモコンを取るために立つという動作を繰り返しましょう」