酷暑で深刻化…“睡眠負債”で財布にも年間18万円のダメージに
また、ミントなどの清涼成分による刺激を上手に活用すれば、熱帯夜でもぐっすり眠りやすく、仕事と睡眠のパフォーマンスが上がる。
■石原先生が実践しているおすすめの身体の整え方
【1】暑すぎず、寒すぎない“心地よさ”をつくることが大事!
気温差により体温調節を行う自律神経の働きが乱れ、身体の不調や寝つきの悪さにつながるため、40 度前後の湯船に浸かることで自律神経を整えることができる。夏の湯船は、湯上りの暑さが課題となるが、ミント入りの入浴剤やハッカ油入りなどを入れれば清涼感を得られる。また、炭酸入り入浴剤で毛細血管を刺激すれば、疲労回復できて快眠に効果的。お風呂上りには、清涼成分を含んだボディーシートやボディミストで火照った身体をクールダウンさせると、スーッと心地よく過ごせる。
【2】身体を冷やさないこと!
冷えによる不調で体調を崩す患者が増加。自律神経の乱れからくる冷えの不調は、身体を温める漢方の処方はできても、薬では治らないため、日頃からの冷え対策は万全に。例えば、冷房の効いた部屋ではカーディガンを着用したり、暖かい飲み物を飲んで必要以上に身体を冷やさないようにする工夫を。
心地よく眠る環境を見直しして、睡眠負債からくる体や財布へのダメージを防ごう。
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