小泉今日子も心配――孤独死する女性の約半数が65歳未満!
「少子高齢化の日本は、“総おひとり様”社会です。50代から“もしも”に備えることが大切です」(太田垣さん)
■“孤独死”を防ぐためにいまから備えること
では、将来、孤独死しないために、どう備えればよいのだろうか。
【1】近隣コミュニティに参加して近所づきあいを強化しておく
太田垣さんは、「近所づきあいを深めておくことが大事」と、こうアドバイスする。
「仕事をしているうちは、無断欠勤したら会社の誰かが訪ねてきてくれますが、問題は、リタイア後。社会とのつながりがなくなれば、独居で倒れたとき気づかれません」
そうならないためには、現役時代からボランティアや習い事など、地域コミュニティとのつながりを深めておくことが必要だ。
【2】無料アプリを利用
「まずはスマホの無料アプリなどを活用してみましょう」とすすめてくれたのは、前出の鷹田さん。
「緊急支援アプリ“MySOS”の場合、“救援依頼”ボタンを押すと、事前に登録した緊急連絡先等に一斉に連絡がいく仕組みになっています」
健康診断の結果や、かかりつけ医などをアプリに登録しておくこともできるので、万が一の場合はスムーズに医療につながりやすい。