春の汗は1年で最もクサい!ストレスは玉ねぎ臭の原因にも…医師が“簡単”ニオイ対策を伝授
ミネラルを含んだ汗は、常在細菌のエサになり、ニオイを発しやすくなるというのだ。
■更年期世代は3種類の汗が同時に出てにおう可能性も!
特に、更年期世代はホットフラッシュの症状が出ると、短時間で大量の汗をかくようになる。女性ホルモンの分泌が低下して加齢臭も発生しやすくなるので、ベタベタ汗と加齢臭のダブルで強烈なニオイの発生源になることも。
そこにきて4月から、新たな職場への通勤や子どもが巣立つなど、環境の変化によるストレスが加わると、「精神性発汗」も起こりやすくなるという。
「ストレスがかかる状況下で汗をかくと、汗にアンモニア臭が混ざりやすくなるといわれています。化粧品メーカーの資生堂が、緊張によるストレスで皮膚から『STチオジメタン』という硫黄化合物のような特徴的なニオイの物質が発生することを発見しました」
STチオジメタンのもとになる物質は玉ねぎやニンニクなどと似たようなニオイと言われていて、それが更年期の加齢臭、ベタベタ汗と混ざり合うと、とんでもない悪臭に!しかも、ストレスがかかると交感神経が優位になるので、手と足の裏に汗をかきやすくなるそう。特に足のニオイには注意が必要。