日焼けするほど「肌にいい成分」が入りにくい!?蓄積した紫外線を巻き戻すスキンケアテクを皮膚科医が解説
日比野先生の推奨する、光老化を食い止めるケアの中から手軽に実践できるものをいくつかご紹介しよう。
■しっかりUVケアをする
これから浴びる紫外線量を減らすため、デイリーケアでも高い紫外線予防効果があるUVケアコスメを使用するほか、サングラス、日傘、帽子、手袋を使用して肌への紫外線照射量をなるべく減らすことが大切。
屋内にいるときも、窓から入る紫外線対策で、UVケアの上にスキンケア成分や保湿成分を含むファンデーションを塗っておくのがおすすめだ。
■肌を清潔に保ちつつ、皮脂を守る
皮脂は肌の酸化を加速させる原因になる一方、洗いすぎは肌のセラミドをはじめとした細胞間脂質を損ない、肌のバリアを低下させてしまう。過度なピーリングや刺激の強すぎるマッサージも避けるのがベター。
■抗酸化物質を積極的に摂取
「ビタミンACE(エース)」と呼ばれる、ビタミンA、C、Eを積極的に摂取しよう。
このほか、抗酸化作用の高いポリフェノールを含む食品も肌に良い。また、光ダメージのケアに特化した資生堂の「リバイタル」をはじめとしたスキンケア商品を使ってみるのも効果的だ。
過去に受けた紫外線ダメージを悔やむより、これから受けるダメージを極力減らすよう心掛けつつ、抗酸化に役立つケアを取り入れていこう。