中高生の恋愛事情、7割以上が「スマホを使った知らない異性との出会い」を“アリ”と回答
会員と会い性的暴行を加えられるという事件だけでなく、児童・生徒が騙されて自ら撮影した裸の画像を送付させられる「自撮り被害」も増加している。
こうした「出会い系被害」を防ぐために必要なのが、子どもに適さない有害サイトやアプリを自動的にブロックする「フィルタリングサービス」の活用だと高橋さんは語る。
「現在、携帯電話会社各社が『フィルタリングサービス』を提供していますので、これらを活用することで出会い系サイトなどへのアクセスを防ぐことができます。また使用するお子様の年齢によって、出会いにつながるSNSの利用を制限することも可能です。なお、18歳未満には『フィルタリングサービス』の設定が義務付けられていますので、必ず利用するようにしてください」
ネットで知り合った人とは会わないことを子どもと約束した上で、普段から子どもが相談しやすく話しやすい関係を作っておくことも重要だ。
フィルタリングサービスを利用することはもちろん、ネット利用の危険性や具体例もきちんと伝え、子どもがトラブルに巻き込まれない環境を整えておきたい。
【参考】
※電気通信事業者協会ホームページ
https://www.tca.or.jp/
※大手携帯電話会社 フィルタリングサービス(五十音順)