ビューティ情報『乳酸菌でインフルエンザ予防!?小学生に対する大規模調査実施』

2014年10月21日 08:00

乳酸菌でインフルエンザ予防!?小学生に対する大規模調査実施

インフルエンザ予防接種以外の方法は必要とされています。

方法と結果調査は栃木県那須塩原市の小学生2,096名を対象に約2か月間行いました。

小学校を2つのグループに分け、一方の学校の児童にはラブレ菌を含む飲料(ラブレ菌を約60億個含有、80ml)を1日1本、学校で毎日摂取してもらい(摂取群)、もう一方の学校の児童は全く摂取しないようにしました(非摂取群)。

その結果、インフルエンザの罹患率は非摂取群23.9%、摂取群15.7%とインフルエンザ予防効果の可能性が示されました。例数としては大規模な調査です。また市内の小学校を2つに分けたことにより地域的な影響を最小限に抑えています。

インフルエンザ予防接種をしている児童を取り出してみると、ラブレ菌のインフルエンザ予防効果は見られないことから、インフルエンザの予防接種に対する上乗せ効果はありませんでした。

医薬品との評価法の違い今回の調査では、小学校ごとに摂取群と非摂取群が決められていますが、非摂取群はなにも飲んでいません。
医薬品で予防効果の可能性を示したという場合には、非摂取群でもラブレ菌を含まない飲料を飲んでもらう必要があります。

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