2016年5月16日 11:30
女性だけじゃない! 子どもにも広がる人気『食育スムージー』に注目
「簡単、安全に調理できるから」(34歳)「一緒に作ることで、苦手な野菜も食べられるようになりそう」(29歳)などの声があがった。
子どもの「食育」分野で再注目されるスムージー
今回の調査で、『食育スムージー』に注目が集まる背景について、生活者のトレンドに詳しい商品ジャーナリスト・北村森さんはこう語っている。
「近年さまざまな野菜の楽しみ方が話題になり、また、これらを作るためのキッチン家電や専用アイテムの売れ行きも好調。こうした動きから、外食だけでなく、家庭でも楽しく野菜を摂りたいという消費者の意識が見てとれます。」
こうした野菜の楽しみ方が提案されるようになったきっかけの1つと言えるのがスムージーだという。
「スムージーの登場は、消費者にとって新たな発見につながりました。また、スムージーは食材の自由度が高く、自宅にある材料で作ることができるというのも魅力です。」
そんなスムージーが、近年は「子ども」にも需要の波が広がりつつある。
「野菜不足の解消や、手軽な調理体験にもつながるという理由から、子どもの「食育」分野で再注目される動きが加速しています。最近では、このような『食育スムージー』の考え方を取り入れ、レシピを提案したり、野菜を積極的に摂るためのヒントを提供する企業も登場しています。」