肌がみるみる元気になるとウワサの「塩浴」、そのやり方と効果は?
やり方はとてもシンプルで、「たっぷりの塩を溶かしたお湯=塩湯」を体や髪に塗り、なでるように洗うだけ。塩は必ず溶かして使うのがルールです。もんだりこすったりはNG。塩湯を塗って、なでるだけです。
石けんやシャンプーは、水分と油分を乳化して引き離す界面活性効果で汚れを取り込んで分離しますが、界面活性剤が皮膚のバリアともいえる必要な皮脂まで取ってしまい、本来の防御機能が働かず、皮膚表面が敏感な状態になってしまうことも。
さらに夏場は日焼け止めをつけたり、汗をかいてベタベタしたからといって、朝夕シャワーを浴びる人もいます。そのとき、適温のお湯で流せば十分汚れが落ちるのに、つい習慣で石けんやシャンプーを使ってしまいがち。すると大切な皮脂を取りすぎてしまったり、きちんと洗い流せていないために洗浄剤が残ったりして、肌を傷める原因になるんです。
一方、塩には洗浄力はまったくなく、あくまで触媒として機能するだけ。余分な皮脂を浮かせて取り除くときに毛穴に詰まった汚れを排出するので、皮脂の酸化が原因で発生する地肌のベタつきやかゆみ、ニオイが出ることもありません。●用意するのはスーパーで手に入る自然塩だけ
<塩浴の方法>
1.半身浴をして体を温める。