肌がみるみる元気になるとウワサの「塩浴」、そのやり方と効果は?
塩浴の前にはしっかりと体を温めるのが大切。毛穴を開き、肌表面にある古い皮脂や汚れをやわらかくします。
2.海水程度の濃度の塩湯を作る。
次に、塩湯を作ります。洗面器などに40℃前後のお湯(約500ml)と、食用の自然塩(約160g)を混ぜます。塩が完全に溶けきらず、底のほうに少し塩が積もっている状態が塩湯(濃度約30%の飽和食塩水)の目安です。塩はスーパーに売っている粗塩でOK。
3.塩湯を全身に塗り、5~10分なでる。
塩湯ができたら、やさしく肌に塗りなでます。虫刺されや傷のある部分はしみるので避けて。個人差がありますが、しばらくなでていると、肌がヌルヌルしてくるような感じに。人によっては嫌なニオイがするかもしれません。これが古い皮脂や老廃物が出てきたサインです。
4.お湯で浮き上がった汚れや汗を洗い流す。
5.もう一度、湯船につかり体を温める(時間がない時はパスしてもOK)。
6.最後に冷水のシャワーを浴びる。
この最後のステップが重要なポイント。冷水のシャワーを浴びることで、新しく分泌された皮脂を冷やし固め、皮膚に定着させます。入浴後、皮脂が体温で徐々に溶け、天然の保湿剤として働いてくれます。