筋腫の場合などは、経血量が多くなり、貧血になることも少なくありません」
また、生理が1~2日で終わる「過短月経」や、8日以上続く「過長月経」などの場合も、注意が必要だとか。
「ただし、年齢的に自然な変化はあります。40歳前後から量がちょっと少なくなったり、持続日数や周期が少し短くなったりする場合はあります。50歳を閉経とすると、その10年前くらいから閉経にむかって体が準備をしているためです」
いずれにしろ、生理痛や生理の出血具合は、何らかの疾患や変化を教えてくれるサインの場合がある。
「生理痛がひどくなってきた」などの変化を感じたら、早めに痛み止めを飲むこと。そして、痛み止めが効かない、あるいは効きにくくなってきたと感じる場合は、必ず婦人科を受診しよう。そして、何より基本的に1年に1度は「定期検診」を受けることが重要。お忘れなく。
(取材・文:田幸和歌子編集:ノオト)
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