【子どもの歯の健康】フッ素には年齢制限があるって知ってた?
※泡状またはモノフルオロリン酸ナトリウム歯磨剤の場合1000ppm
使用量:5mm以下
・6~14歳
研磨剤のフッ化物濃度:1000ppm(フッ化ナトリウム)
使用量:1cm程度
・15歳以上
研磨剤のフッ化物濃度:1000~1500ppm(フッ化ナトリウム)
使用量:2cm程度
ドラッグストアでも販売されているフッ素ジェルなどには、商品パッケージに「フッ素●●●ppm」などのように表記が義務づけられているそうなので、使用する前に必ず確認しましょう。
子どもの歯にフッ素を塗りっぱなしにしてもいいの?
まだ小さい子どもの場合、うがいができずに歯に塗ったフッ素を吐き出せないケースもあります。そんなとき、かかりつけの歯医者から、「塗りっぱなしでいい」と指示を受けるママもいますが、はたしてこれは正解?
「かかりつけ医からいわれているなら安全だとは思います。ですが、もしできるなら唾液は吐き出させたほうがいいでしょう。また、フッ素塗布後30分は飲食を避けると、誤飲を防げ、歯の健康にも効果的です」
最後に西原さんはこう話します。
「フッ素を塗ったからといって、虫歯にならないわけではないですが、虫歯予防には効果があり、用法用量を守れば安全なものなので、虫歯になりやすいお子さんにはおすすめしたいです。